子育て同盟の発足
少子化問題に危機感を持ち、人口減少、少子化に歯止めをかけようと子育て支援施策に意欲的に取り組む10県により、平成25年4月9日、『子育て同盟』が発足した。参加県は宮城県、長野県、三重県、鳥取県、岡山県、広島県、徳島県、高知県、佐賀県、宮崎県。各県の子育て支援策等に関する情報を共有・交換して、施策のブラッシュアップを図りながら全国へと広げ、少子化問題の解消をめざす。
子育て同盟サミットinとっとり
同盟発足後、初のイベントとして平成25年7月28日(日)、米子コンベンションセンターで「子育て同盟サミットinとっとり」が開催された。
●プログラム●
(1)事例発表
「森のようちえん」に関する事例発表(動画)
(2)アトラクション
児童による「淀江さんこ節」
(3)公開首脳会議
加盟県知事が少子化対策,子育て支援について議論、
子育て同盟としての共同事業の検討
(4)声明発表
(5)記者会見
子どもは社会の宝、活力の源、未来への希望
サミットでは、公開首脳会議で各県の子育て支援施策に関する事例が紹介された。
徳島県:男性の育児参加を支援する表彰制度
広島県:「イクメン企業同盟」
宮崎県:父子手帳の配布検討
高知県・長野県:男女の出会いを支援する婚活サポーター制度
また、加盟県同士の政策の相互乗り入れも始まり、長野、佐賀、鳥取3県では人工授精の経費助成などを始めたことが発表された。
今後は10県共同でウェブサイトを開設、子育て支援をする企業の表彰制度の創設、子育て支援に関する共同調査チームの設置などを行う予定。
子育て同盟サミットinとっとり
http://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=220681