有限会社いとう教材社は、東京都港区の公立保育所・認定こども園において、試行実施していた紙おむつサブスクリプションサ―ビス「おむつん」を、本格導入すると発表した。
(画像はプレスリリースより)
保育士と保護者の負担を軽減
おむつんは、2019年11月にサービスを開始したサブスクリプションサービスで、利用者は、一定の月額利用料を支払うことで、保育施設で使用するおむつ・おしりふきが使い放題になる。
おむつんを導入することで、保育士と保護者双方の負担を軽減することができ、保育士と保護者が子どもたちに関わる時間が増えるため、保育の質向上や保育士が長く働ける環境づくり、保護者の利便性向上に繋がることが期待できるという。
港区では、保護者利便性の向上と育児負担の軽減、保育園の業務負担の軽減を目的として、区内の公立保育所・認定こども園全33施設で、今年5月から試行実施していたが、6月より正式に運用を開始する予定。
港区の公立保育所・認定こども園の在園児保護者に、紙おむつのサブスク利用希望アンケート調査を行ったところ、約81%の保護者が「導入された場合、利用を検討する」と回答。5月18日(木)現在では、試行実施段階で0、1、2歳定員数の75%を超える1,200名以上の保護者に利用されているという。
■出典:みんなと子どもすくすくアクション~港区の就学前の子どもを取り巻く環境変化等を踏まえた30の子育て支援策~
https://www.city.minato.tokyo.jp/