使用率は昨年より微増。過去最高に
一般社団法人日本自動車連盟(JAF)は、6月11日、警察庁と合同で全国調査した「チャイルドシートの使用状況」「チャイルドシートの取り付け状況、着座状況」の結果を発表した。
「チャイルドシートの使用状況」では、6歳未満全体の子どもの使用率が、2002年の合同調査開始後最高の使用率となった。使用率は7年連続で上昇し、全体の61.9%という結果になった。
しかし、約4割の子どもがチャイルドシートを使用しておらず、まだ十分な安全対策では無い現状となった。
(画像はニュースリリースより)
1歳未満の乳児に対する使用率は約8割と高いが、5歳児の使用率は半分以下に減少。依然、子どもの年齢が高くなるにつれて、使用率が急激に減少する傾向は変わらないこともわかった。
(画像はニュースリリースより)
年齢が高くなるにつれて使用率減は変わらず
「チャイルドシートの取り付け状況」では、取り扱い説明書通り正しく取り付けられていたチャイルドシートは、乳児用・幼児用シート合わせて、全体の約4割となった。間違った取り付け方で多かったのは、チャイルドシートを固定するための「腰ベルト(シートベルト)の締め付け不足」。
(画像はニュースリリースより)
「チャイルドシートの着席状況」では、取り扱い説明書通り正しく着座していた子どもは、乳児用・幼児用シート合わせて、全体の約6割となった。間違った取り付け方で多かったのは、「ハーネス(チャイルドシートの子ども用ベルト)の高さ調節と締め付けの不適正」、学童用シートは装置に対する使用時期が早すぎる「体格不適合」。
(画像はニュースリリースより)
JAFニュース
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