さらに安全で確実な気道管理
医療機器製造販売のグローバルカンパニー、ハリヤード・ヘルスケア・インクの日本支社は、2015年6月より小児の気道管理に使用する「マイクロカフ 小児用気管チューブ」を発売します。カフの素材にポリウレタンを使用して小児の気道に合わせて設計した専用の気管チューブは、国内初と注目されています。
8歳以下の小児には安全の為にカフ無し気管チューブが多く使われていましたが、欧米では10年以上にわたり広く普及しており有用性が認められています。マイクロカフは、さらに安全で確実な小児気道管理が可能になると考えられるようになってきています。
マイクロカフの特徴
マイクロカフには、小児の特徴に合わせた工夫がたくさんあります。一つ目の特徴として、咽喉や気道への影響を低減して小児専用のカフ付き気管チューブになることです。小児の年齢に合わせたサイズに変更が可能なので気管チューブの挿入を減らす効果も期待できます。
二つ目の特徴としては、素材と形状が薄く、低圧な気道管理を実現することです。気道粘膜の損傷を防ぐ役割も行います。三つ目の特徴として小児の解剖剤を考慮した設計となっていることです。カフの位置を対象年齢毎に工夫して設計されているのでさらに安全な気道管理を行うことができます。
ハリヤードヘルスケア・インクのプレスリリース
http://www.halyardhealthcare.com/media/12355763/microcuff_press_release.pdfハリヤードヘルスケア・インクのホームページ
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