(画像はセカンドハーベスト・ジャパンのサイトより)
児童養護施設や母子支援施設などの福祉施設や生活困窮者などに食品を提供する、日本初のフードバンク団体のセカンドハーベスト・ジャパンは、物流事業を中核とする企業グループを率いるSBSホールディングス株式会社とフードバンク活動の支援に関する覚書を締結した。
セカンドハーベスト・ジャパンは、2020年の1年間に東京都内で10万人、神奈川・埼玉で6万人に対し「生活を支えるのに十分な食べ物」を渡すことができるフードセーフティネットの構築を目標とするフードセーフティネット構築を目指す「東京2020:10万人プロジェクト」を推進しており、寄贈食品の増大とともに引き取りから支援先への輸送までの物流インフラの整備・拡充が急務となっている。
このため、SBSホールディングスグループ各社がトラックの空きスペースを利用してセカンドハーベスト・ジャパンの配送拠点まで寄贈食品を輸送する業務を無償で請負うことで締結。また、倉庫運営などに関して助言・提案を行うという。
SBSグループは事業戦略と一体化したCSR活動を推進しており、社会貢献活動に領域を広げようと積極的に取り組んでいる。フードセーフティネット構築に少しでも寄与できるよう支援を続けていきたいとしている。
■セカンドハーベスト・ジャパン
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