(画像はプレスリリースより)
日本初のフードバンク団体、セカンドハーベスト・ジャパンが運営する子ども食堂「Kids Café」が、2017年4月の開設から1年を迎えた。
Kid’s Caféは、様々な事情で十分な食事が取れない子どもや、一人親家庭の子ども、一人で留守番をする子どもなどに食事をはじめ様々な経験・学習の場所を無料で提供している。
同団体に寄贈される食品とプロジェクトに賛同するニュー スキン ジャパン株式会社の援助や台東区からの補助金、ボランティアの協力で運営されている。
3月末までに述べ627人の子どもたちが利用し、1日の平均利用者数は約10人に増加。カレーライスやジャガイモのパンケーキ、果物やお菓子など様々な食事を提供している。また、クリスマスなどにイベントを開催するほか、ボランティアスタッフが学習支援を行っている。
最近では不登校の子どもが訪れるなど子どもたちの居場所としての役割を担うようになり、保護者にとっても癒しの場所になっているという。一方で、子ども食堂に対する理解不足と不安から利用者数は伸び悩んでおり、周知に繫がるイベントや説明会に取り組んでいくとしている。
■プレスリリース詳細
http://2hj.org/news_press/2571.html