日本労働組合総連合会(略称:連合)は、男性の育児等家庭的責任についての意識や実態を把握するため、「男性の育児等家庭的責任に関する意識調査」を10月26日~10月28日の3日間にインターネットリサーチにより実施した。
(画像はプレスリリースより)
男性も育児休暇を取りたいけれど
対象は未就学の子どもがいる全国の20歳~59歳の働く人1,000名(男性500名、女性500名)。
育児のために育児休業を取得したことがある人(男性67名、女性322名)に、育児休業を何日間取得したいと思っていたか聞いたところ、男性では「1週間以内」(32.8%)や「2週間超1ヶ月以内」(28.4%)に回答が集まった。一方、女性では「6ヵ月超1年以内」(55.9%)に最も多くが回答した。
次に、実際に育児休業を何日間取得したか聞いたところ、女性では取得希望日数と同様に「6ヵ月超1年以内」(47.5%)に最も多くの回答。男性は49.3%と半数近くの回答が「1週間以内」に集まった。
また、「希望した日数どおり育児休業を取得できなかった」と回答した男性は、育児休業取得経験者のうち47.8%を占め、男性は、まとまった期間の育児休業を取得するのが難しい現状がうかがえる。
※アンケート結果の詳細は、下記のリンクを参照のこと。
■男性の育児等家庭的責任に関する意識調査2020
https://www.jtuc-rengo.or.jp/