NPO法人ダイバーシティ工房(千葉県・市川市)は、全国の子ども・家庭を対象とした無料LINE相談「むすびめ」のアカウントを3月よりリニューアルし、相談受付を開始した。
(画像はプレスリリースより)
コロナ禍で勉強への不安も増加
LINE相談「むすびめ」は、生活の上での困りごとを持つ子どもや若者を必要な関係機関に繋げることを目的に開設されたもので、開始から半年間で、特に中高生から多くの相談が寄せられているという。
相談内容の内訳は、『勉強のこと・進路のこと』が44.5%となったのをはじめ、高校3年生へのアンケートでは、コロナ禍の不安として『休校による勉強の遅れ』との回答が最も多くを占めるなど、長引く休校で勉強や受験への不安が増しているようだ。
また、自殺願望を持つ子どもや若者からの相談も増加傾向にあるとのことで、希死念慮をもつ若者たちを直接支援に繋げられるよう、全国の繋ぎ先の開拓・連携を強化していきたいとしている。
サービスの利用料は無料で、春休み中の子どもや保護者の不安や心配事に応えるため、社会福祉士や保育士、教員免許などの有資格者の職員が相談に対応する。
【サービス概要】
・対応時間:平⽇の9:00~20:00(メッセージは24時間受付)
・利⽤費⽤:無料
・対象:学校や家庭、⼦育てなどで困りごとを抱える⼦どもやその家族(年齢制限はなし)
・HP:
https://www.musubime-diversitykobo.org/ ※LINEアカウントが以前と変更になりましたのでご注意ください。