「勝浦市夷隅郡医師会」(斉藤正敏会長)は、医師が同じ注射器を兄妹2人に使用したミスがあったと発表した。
同医師会などによると、集団予防接種は、昨年12月8日、いすみ市岬ふれあい会館で実施した新型インフルエンザの予防接種。複数の医師が担当し、就学前の幼児979人が受けた。
B型肝炎などの感染症は認められず
兄妹は続けて接種を受け、誤って同じ注射器が使われた。通常注射器は感染症を防ぐため、1度使用したら捨てることになっている。その後の検査で兄妹にB型肝炎などの感染症は認められなかったが、家族が再検査を求めており、同医師会は応じるという。
同医師会は昨年4月20日にもミス
同医師会は、昨年4月20日にも同所で行われたポリオの予防接種で誤って空のスポイトを使用。その子どもを特定できず、希望者51人のうち現在までに45人が再接種を受ける事態を引き起こしている。
勝浦市夷隅郡医師会