アサヒビールからの寄付を校庭の芝生化に
橋下知事は12日、公約に掲げる小学校校庭の芝生化に約4843万円を寄付したアサヒビールに感謝状を贈った。
今回の寄付は同社が昨春から始めた2度目のプロジェクト分。特定のビールの缶や瓶1本の販売につき1円を都道府県に寄付する。同社によると、今回の都道府県への寄付総額は約4億6千万円で、府は東京都に次ぐ2番目の規模。
府は小学校約1千校のうち現在58校を芝生化している。知事は「2割の壁を破れば広がる。僕の任期の4年で200校」と述べ、残り2年であと140校の整備を目指す考えを明かした。
阪神甲子園球場の芝生も小学校の校庭へ
また、昨年末、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)の外野の芝生が総張り替えされ、撤去した芝生の一部が大阪府の小学校校庭の芝生化に活用さることになっている。
外野の芝生は約9千平方メートル。このうち、大阪の学校の校庭緑化には6校分に相当する約6千平方メートルが活用され、残りは地元の西宮市に提供される。植えつけは今春になる見込み。
府は、昨年の1回目になるアサヒビールからの寄付金2018万円を2校の大規模な芝生化にあてた。今回分は新年度に3校の芝生化にあてるという。
大阪府アサヒビール