現在の午前0時から午前8時までに延長
横浜市は10月をめどに、「小児救急電話相談」の受付時間を大幅に拡充する。開設以降、子どもの急な病気などの相談を受け付けるこの窓口の需要が年々高まっていて、現在は午後6時から午前0時までだが、午前8時までに延長する。
林文子市長が進めてきた「産科・小児医療、救急医療体制充実」直轄プロジェクトでの議論から予算計上され、新年度予算案に盛り込まれた。
現在2人の職員数を午前0時までは4人に増やし対応
電話相談は、医療機関が開いていない夜間の時間帯に、子どもの急病の対応など、保護者らからの相談を受け付ける目的で06年に開設された。07年度は2万9千件、08年度は3万3千件の電話が寄せられており、県全域を対象にした「かながわ小児救急ダイヤル」(07年度は9800件)より利用数が多くなっている。
また需要が高まるにつれ全件数に対応しきれなくなっていたこともあり、今回の時間の延長と併せて現在2人の職員数を午前0時までは4人に増やし対応することも予算案に盛り込まれた。
横浜市の小児救急電話相談は電話045(201)1174。
横浜市救急医療センター