新たな保育体制スタートで名称変更
保育所運営の国内最大手JPホールディングスが、新年度の保育体制がスタートする4月1日から、運営する保育所の名称をこれまでのキッズプラザアスクから「アスク」に変更する。
同時に、東京都、神奈川県を中心に、新たに16か所の保育園をはじめ、学童クラブ、児童館合わせて30か所の運営をスタートすることになった。これにより、同グループが運営する保育所などは129か所となる。
2012年までに1.6倍の保育所新設を目指す
新しく運営する保育所16カ所は、認可保育所14園、東京都認証保育所2園で、定員が1,181人。現在すでに運営する保育所と合わせると約5,600人となる。また学童クラブは11か所、児童館は3か所を新設する。
さらに、同グループでは、2012年3月までに、関東をはじめ、中部や東北の大都市部に保育所を展開して、現在の約1.6倍にあたる約110園の保育所開設を目指している。
今後も、深刻化する待機児童を解消するための保育所増設、自治体の財政難による公立保育所の民間運営委託に対応し、子育て支援事業に集中した保育士の採用や教育などに力を入れていくという。
(minastirith 執筆)