3回の接種を全額助成
子宮頸がん(HPV)ワクチンの公費助成が全国に広がってきているが、まだまだ少ないのが現状。このような中、埼玉県志木市では、4月から子宮頸ガンワクチンの助成を開始している。
同市では、市内在住の小学6年生から中学3年生に相当する年齢の女子に対しHPVワクチン接種カードを4月中に郵送。朝霞地区医師会に加入している医療機関のうち、接種費用助成事業を取り扱っている医療機関で接種すると、助成対象者であれば接種費用の窓口払いが不要で3回の接種ができる。
自費接種は合計3万円
子宮頸がんは、発がん性HPVの感染が原因で発症。そのため、ワクチンで予防できる数少ないガンの一つで、ワクチンで約70%は予防できるといわれている。
このため、発がん性HPVに感染する可能性が低い年齢のうちにワクチンを接種すると、その発症をより効果的に予防できるため、日本では11歳から14歳ごろの接種が推奨されている。
HPVワクチンは、自費で接種すると一回あたり1万円で、予防に必要な3回を接種すると合計3万円がかかることになる。
埼玉県志木市ホームページ
子宮頸がん予防ワクチン接種費用全額公費助成事業
http://www.city.shiki.lg.jp/37,16951,162,939.htmlグラクソ・スミスクライン株式会社 子宮頸がん基礎知識
http://allwomen.jp/?gclid=CM7rmp3406ECFQY_bwodvy8vIg