581人減の971人
横浜市は5月18日、平成23年4月1日現在の保育所待機児童数を発表、1年前の1,552人から581人減って971人となった。就学前児童数は19万2,861人で昨年から723人減ったが、保育所申込者数は4万4,094人で2,161人増加、入所児童数は4万705人で2,374人増えている。
保育所の新設や定員拡大などの成果が出た形で、今年は33か所の新設などで4,005人の受け入れ拡大を目指しているという。子どもの数は減っているものの、共働きの増加など保育所のニーズは増え続けているが、保育所の新設の他にも既存施設の活用や、NPOなどの活用、幼稚園の預かり保育などで受け入れ枠を拡大するとしている。
一方で定員割れも
その一方、定員割れも全体の459園のうち145園でおきている。人数にすると、全体の定員4万7人に対し定員割れが1,420人分となっている。ただ、これも昨年の定員割れ160園から減少しており、空き定員数も1,533人から1,420人に減っている。こちらは、通園バスの取り組みなどの結果だとしている。
横浜市平成23年4月1日現在の保育所待機児童数について(PDFファイル)