政府が注意喚起
内閣府は5月23日、「政府広報オンライン」において「子どもがパワーウインドに挟まれる事故に注意!」と題する「お役立ち情報」を掲載、自動車のパワーウインドによる子どもの事故について注意を呼びかけた。
子どもがパワーウインドに指や首を挟まれる事故が後を絶たないが、こうしたパワーウインドによる子どもの事故については、そのほとんどが大人の操作が原因で起きているとしており、事故を防ぐ4つのポイント示している。
(1)後部座席などのパワーウインドを操作する前には、声かけをする
(2)チャイルドシートを使う
(3)ロック機能を使う
(4)子どもだけを車内に残さない
消費者庁の検討会
消費者庁では、昨年7月と9月と11月に「パワーウインドによる挟込み事故に関する検討会」を開き、12月にとりまとめを発表している。消費者庁のホームページでは、議事録からとりまとめまで詳細な資料が閲覧できる。
この検討会に参加した国土交通省でも、検討会のとりまとめを受けて昨年12月に、自動車工業会など業界団体に対し、運転者への注意喚起を呼びかけるよう協力を求めている。
子どもがパワーウインドに挟まれる事故に注意!:政府広報オンラインパワーウインドによる挟込み事故に関する検討会 - 消費者庁