「子どもが体験するべき50の危険なこと」
子どもというのは、親が見ていないとどんな危険なことをしでかすかわからないものだが、あらかじめ危険なことを体験することで、危険を見極め、対処する力を身につけることができるという本が発売されている。
「子どもが体験するべき50の危険なこと」(Make: Japan Books)という書籍で、著者のゲイバー・タリーという人は、自然の中で育ってきた経験を生かして子どもたちに物作りを教えるスクールを開設、ちょっと無茶なことをやることで得られる経験をより多くの人に伝えようと書籍化したものだという。
本の中味を確認してからやってみよう
目次だけを見てみると、いきなり「9ボルト電池をなめてみよう」から始まり、「車を運転しよう」や「ポリ袋爆弾を作ろう」などがあり、中には「友だちに毒を食べさせよう」なんてのもあるが、もちろん実際に毒を食べさせるわけではなく、友達について考えさせるような内容になっているという。
「電子レンジに変なものを入れてみよう」や「冷凍庫でビンを破裂させよう」など、やってみるには躊躇してしまいそうなものもあるが、道具を使う技術やとっさの際の体の使い方、テクノロジーと社会の仕組みなど体験によって知識が得られるようになっているという。なお、ゲイバー・タリー氏の講演「子どもがすべき5つの危険なこと」という動画がTEDで見ることができる。プルダウンで日本語の字幕を出すこともできる。
MAKE: Japan
http://jp.makezine.com/子どもがすべき5つの危険なこと
http://www.ted.com/talks/gever_tulley_on_5_dangerous_things_for_kids.htmlAmazon 子どもが体験するべき50の危険なこと (Make: Japan Books)
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